2008-08

★ 必ず熱が出る病気

 急性の化膿性の病気、たとえば、扁桃炎、中耳炎、肺炎、胆のう炎、膵炎、虫垂炎、腎盂肝炎、敗血症などや、急性伝染病のはしか、しょうこう熱、赤痢、腸チフス、そのほかリウマチ熱、白血病などがあります。

 このように、熱が出る病気と熱が出ない病気を区別することは、病気を考えるうえで非常に重要です。というのは、たとえば下痢をしたとします。食べ過ぎによる下痢かと思っても、念のため体温を測ってみて、もし熱があったとしたら、単純な急性下痢ではなく、細菌性下痢や食中毒、赤痢などの可能性を考えなくてはなりません。

 腹痛でもそうです。痛みだけについて云えば、急性胃炎と初期の虫垂炎とはよく似ています。しかし、熱を測ってみると、急性胃炎は熱が出ませんが、急性虫垂炎では熱が出ます。急性胃炎は内科の病気、急性虫垂炎は外科の病気で、大変な違いです。

 病気と思ったら原則として熱を測ってみることです。熱の高い時は、体温を測らなくても熱があることがわかりますが、微熱程度ではじぶんでわからないことが少なくないからです。
 


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