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★ 熱の始まり
発熱は、急激な発熱、急性の発熱、緩慢な発熱、潜行性の発熱などに分けられます。急激な発熱は1〜2時間、長くても数時間以内に最高に達するものです。急性の発熱は1〜2日で最高に達するもので、緩慢な発熱は、数日あるいは10数日で最高に達する場合です。潜行性の発熱は、いつからともなく発熱し、始期がわからないものです。
急激な発熱は、発熱の原因が同時にフルに働き始めるときに見られます。たとえば急性肺炎は、片側の肺の三分の一またはそれ以上の範囲に肺炎の変化がいっぺんに広がって発病するので、急激な発熱を起こします。同じ肺炎でも気管支炎は、病気の部分が小範囲ずつだんだんと増えていって、日数を経て最盛期に達しますので、熱の高さも、数日のうちにだんだん上昇します。
要するに、熱の上がり方は、病気が広がっていく、あるいは悪化していく速度を示すものとみなされます。急な発熱では、熱が高くなる前に寒気や震えが起こることがしばしばあります。
潜行性の発熱は、緩慢な発熱の極端な物で、慢性の病気のさいにみられます。
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