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★ 熱の出ない病気
単純な急性の病気では、暴飲暴食による急性胃炎や急性下痢、良性胃潰瘍。慢性の病気では、高血圧、動脈硬化、糖尿病などがあります。
このように、熱が出る病気と熱が出ない病気を区別することは、病気を考えるうえで非常に重要です。というのは、たとえば下痢をしたとします。食べ過ぎによる下痢かと思っても、念のため体温を測ってみて、もし熱があったとしたら、単純な急性下痢ではなく、細菌性下痢や食中毒、赤痢などの可能性を考えなくてはなりません。
腹痛でもそうです。痛みだけについて云えば、急性胃炎と初期の虫垂炎とはよく似ています。しかし、熱を測ってみると、急性胃炎は熱が出ませんが、急性虫垂炎では熱が出ます。急性胃炎は内科の病気、急性虫垂炎は外科の病気で、大変な違いです。
病気と思ったら原則として熱を測ってみることです。熱の高い時は、体温を測らなくても熱があることがわかりますが、微熱程度ではじぶんでわからないことが少なくないからです。
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