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★ 老人に見られる症状
老人の最大の特徴は、個人差が大きいことです。長い人生の中で、個人の体験の開きが、体質にも性格にも習性にも大きな開きとなってあらわれます。
同じ種類の病気でも、老人ではいろいろ違った症状になるのはこのためです。
また、老人の病気は単一ではなく、二つも三つも重なって起こることも関係しています。
たとえば、高血圧に糖尿病や通風が重なったりします。ですから症状は複雑になるのです。
もう一つ注意しなければならないことは、老人の病気では若い人と違って症状がハッキリと現れない傾向があることです。
たとえば、同じ肺炎でも、若い人がなると高い熱が急にでて、咳や呼吸困難など激しい症状が見られますが、老人の場合はただなんとなくぼんやりしているようで、積極的に食事をしようとしない、検温してみると微熱があることがやっとわかるというようなことが多々あります。
それでも病気は軽い物ではないのです。たとえはじめに軽そうに見えても、老人の病気は決して油断はしないで下さい。


