2008-01

★ 発熱に伴う症状と病気

 熱はいろいろな症状の中でも多くの病気に共通してあらわれる症状であるうえ、ばくぜんとした全身症状ですから、病気の種類や原因を考えるのに特徴としてあまり役に立ちません。

 病気についての考え方を推し進めるためには、熱以外に特徴的な症状があるかないかに注意しなければなりません。たとえば胸痛、腹痛、せき、嘔吐、黄だん、発疹などの特徴のある症状があれば、病気の原因に近づくことができます。
 
★ 寒けがする

 熱の出る直前に寒けがしたり、がたがた震えたりするときには、インフルエンザ、急性扁とう炎、肺炎、腎盂肝炎、胆嚢炎・胆肝炎、肺血症、流行性髄膜炎など重い感染症が疑われます。
 


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★ 熱型

 病気の種類によって、熱の経過にはいろいろな特徴がみられます。

 稽留熱(けいりゅうねつ)
 一定期間ほとんど固定的に高熱が続くもの。たとえば、急性肺炎、腸チフスの初期の場合。

 弛張熱(しちょうねつ)
 熱の上がり下がりの強いのも(気管支炎、重い肺結核、粟粒(ぞくりゅう)結核、白血病など)、中程度の熱ではこの型がいちばん多く見られる。

 間欠熱(かんけつねつ)
 1〜2日の間隔をおいて規則的に高熱が出るのも(マラリア)。

 二峰熱
 一回下がった熱が再び上昇して、熱のピークが二回あるもの。はしかや痘瘡(とうそう)が典型です。

 しかし、このように熱型を分類して、その特徴をつかまえようとするやり方は古くなり、現在では、たいていすぐに根本的な治療が行われています。

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★ 熱の始まり

 発熱は、急激な発熱、急性の発熱、緩慢な発熱、潜行性の発熱などに分けられます。急激な発熱は1〜2時間、長くても数時間以内に最高に達するものです。急性の発熱は1〜2日で最高に達するもので、緩慢な発熱は、数日あるいは10数日で最高に達する場合です。潜行性の発熱は、いつからともなく発熱し、始期がわからないものです。

 急激な発熱は、発熱の原因が同時にフルに働き始めるときに見られます。たとえば急性肺炎は、片側の肺の三分の一またはそれ以上の範囲に肺炎の変化がいっぺんに広がって発病するので、急激な発熱を起こします。同じ肺炎でも気管支炎は、病気の部分が小範囲ずつだんだんと増えていって、日数を経て最盛期に達しますので、熱の高さも、数日のうちにだんだん上昇します。

 要するに、熱の上がり方は、病気が広がっていく、あるいは悪化していく速度を示すものとみなされます。急な発熱では、熱が高くなる前に寒気や震えが起こることがしばしばあります。

 潜行性の発熱は、緩慢な発熱の極端な物で、慢性の病気のさいにみられます。
 


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★ 熱の出方と病気

 ひと口に熱といいますが、あらわれ方は、病気によっていろいろです。したがってまた、熱の型から病気の判断に当って、ある程度考えを推し進めることが出来ます。
 
★ 熱の高さ

 熱の高さは、微熱、中程度の熱、高熱、超高熱に分けられます。

 微熱
 37℃〜37℃5分

 中程度の熱
 37℃5分〜38℃5分

 高熱
 38℃5分〜41℃

 超高熱
 41℃以上(極端な場合は42℃を越す場合もあります)

 熱の高さは、熱を出す原因が強烈に働いているか、微弱に働いているかを反映します。高熱は、毒力の強い細菌による急性の病気に多く見られます。急性肺炎や腸チフスなどがそうです。

 微熱は、毒力が弱いか繁殖速度の緩慢な細菌による慢性の病気に多く見られます。肺結核は、しばしばこのような微熱を表します。

 中程度の熱は、その中間のさまざまの場合にみられます。

 超高熱は、脳の体温調節中枢が直接強烈な影響を受けたような特殊な場合で、脳出血が脳室に及んだようなときにおこります。


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★ ごく軽い、自然に治る病気の一時的な微熱

 この代表は、ふつうのかぜです。かぜはもちろん病気です。しかし、かぜは、無理さえしなければ、簡単に自然に治るので心配はいりません。

 かぜには、くしゃみ、鼻づまり、鼻みず、のどの痛み、軽い咳などの特有の症状がありますからすぐにそれとわかります。しかし、このような特有の症状がない時は、かぜかどうかわかりません。どこかに病気が潜んでいるか、正体がつかめないことがしばしばあります。このようなときには、ふつうのかぜと同様に心配のいらない熱と考えてよいのは、次の条件が備わった場合です。

○ 気分や食欲などが少しも悪くない。

○ 腹痛や吐き気、発疹などの特別な症状を伴わない。

○ 熱は37℃を少し出る程度で、それも三日以上続かない。


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★ 心配のいらない発熱

 熱があるということは、必ずしも病気がそれだけ重いということではありません。
中には、熱があっても全く心配のいらない場合もあります。
 
★ 生理的な微熱
 
 女性月経前の微熱です。月経開始までの二週間ほど続き、月経が始まるとともに解熱します。これは生理的な微熱で、病気ではありません。

 このような微熱の特徴として、一日の体温の高低の差が少ないことが上げられます。健康的な体温の一日中の高低の差は0.5℃程度です。月経前の生理的な微熱も日差が少なく、夕方の体温が37℃1〜2分とすると、朝の体温は36℃6〜7分で、日差が0.5℃程度です。

 一般に、生理的な微熱と病的な微熱とを見分けるのに、日差の幅を見るのは良い目安となります。夕方の体温が37℃ぐらいで、平熱か微熱に決めにくい場合でも、朝の体温が36℃内外の時は、病気の微熱と考えなければなりません。
 病的な熱は、日差が1℃近く、あるいはそれ以上あるものです。
 


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★ 必ず熱が出る病気

 急性の化膿性の病気、たとえば、扁桃炎、中耳炎、肺炎、胆のう炎、膵炎、虫垂炎、腎盂肝炎、敗血症などや、急性伝染病のはしか、しょうこう熱、赤痢、腸チフス、そのほかリウマチ熱、白血病などがあります。

 このように、熱が出る病気と熱が出ない病気を区別することは、病気を考えるうえで非常に重要です。というのは、たとえば下痢をしたとします。食べ過ぎによる下痢かと思っても、念のため体温を測ってみて、もし熱があったとしたら、単純な急性下痢ではなく、細菌性下痢や食中毒、赤痢などの可能性を考えなくてはなりません。

 腹痛でもそうです。痛みだけについて云えば、急性胃炎と初期の虫垂炎とはよく似ています。しかし、熱を測ってみると、急性胃炎は熱が出ませんが、急性虫垂炎では熱が出ます。急性胃炎は内科の病気、急性虫垂炎は外科の病気で、大変な違いです。

 病気と思ったら原則として熱を測ってみることです。熱の高い時は、体温を測らなくても熱があることがわかりますが、微熱程度ではじぶんでわからないことが少なくないからです。
 


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★ 熱が出ることもあれば出ないこともある病気

 かぜ、気管支炎、肺結核、腸炎、食中毒、肝炎、肝硬変、腎炎、慢性関節リウマチなど、これに属する病気はたくさんあります。
 このように、熱が出る病気と熱が出ない病気を区別することは、病気を考えるうえで非常に重要です。というのは、たとえば下痢をしたとします。食べ過ぎによる下痢かと思っても、念のため体温を測ってみて、もし熱があったとしたら、単純な急性下痢ではなく、細菌性下痢や食中毒、赤痢などの可能性を考えなくてはなりません。

 腹痛でもそうです。痛みだけについて云えば、急性胃炎と初期の虫垂炎とはよく似ています。しかし、熱を測ってみると、急性胃炎は熱が出ませんが、急性虫垂炎では熱が出ます。急性胃炎は内科の病気、急性虫垂炎は外科の病気で、大変な違いです。

 病気と思ったら原則として熱を測ってみることです。熱の高い時は、体温を測らなくても熱があることがわかりますが、微熱程度ではじぶんでわからないことが少なくないからです。


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★ 必ず熱が出る病気

 急性の化膿性の病気、たとえば、扁桃炎、中耳炎、肺炎、胆のう炎、膵炎、虫垂炎、腎盂肝炎、敗血症などや、急性伝染病のはしか、しょうこう熱、赤痢、腸チフス、そのほかリウマチ熱、白血病などがあります。
 このように、熱が出る病気と熱が出ない病気を区別することは、病気を考えるうえで非常に重要です。というのは、たとえば下痢をしたとします。食べ過ぎによる下痢かと思っても、念のため体温を測ってみて、もし熱があったとしたら、単純な急性下痢ではなく、細菌性下痢や食中毒、赤痢などの可能性を考えなくてはなりません。

 腹痛でもそうです。痛みだけについて云えば、急性胃炎と初期の虫垂炎とはよく似ています。しかし、熱を測ってみると、急性胃炎は熱が出ませんが、急性虫垂炎では熱が出ます。急性胃炎は内科の病気、急性虫垂炎は外科の病気で、大変な違いです。

 病気と思ったら原則として熱を測ってみることです。熱の高い時は、体温を測らなくても熱があることがわかりますが、微熱程度ではじぶんでわからないことが少なくないからです。


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★ 熱が出ることもあれば出ないこともある病気

 かぜ、気管支炎、肺結核、腸炎、食中毒、肝炎、肝硬変、腎炎、慢性関節リウマチなど、これに属する病気はたくさんあります。
 
このように、熱が出る病気と熱が出ない病気を区別することは、病気を考えるうえで非常に重要です。というのは、たとえば下痢をしたとします。食べ過ぎによる下痢かと思っても、念のため体温を測ってみて、もし熱があったとしたら、単純な急性下痢ではなく、細菌性下痢や食中毒、赤痢などの可能性を考えなくてはなりません。

 腹痛でもそうです。痛みだけについて云えば、急性胃炎と初期の虫垂炎とはよく似ています。しかし、熱を測ってみると、急性胃炎は熱が出ませんが、急性虫垂炎では熱が出ます。急性胃炎は内科の病気、急性虫垂炎は外科の病気で、大変な違いです。

 病気と思ったら原則として熱を測ってみることです。熱の高い時は、体温を測らなくても熱があることがわかりますが、微熱程度ではじぶんでわからないことが少なくないからです。


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★ 熱の出ない病気

 単純な急性の病気では、暴飲暴食による急性胃炎や急性下痢、良性胃潰瘍。慢性の病気では、高血圧、動脈硬化、糖尿病などがあります。
 このように、熱が出る病気と熱が出ない病気を区別することは、病気を考えるうえで非常に重要です。というのは、たとえば下痢をしたとします。食べ過ぎによる下痢かと思っても、念のため体温を測ってみて、もし熱があったとしたら、単純な急性下痢ではなく、細菌性下痢や食中毒、赤痢などの可能性を考えなくてはなりません。

 腹痛でもそうです。痛みだけについて云えば、急性胃炎と初期の虫垂炎とはよく似ています。しかし、熱を測ってみると、急性胃炎は熱が出ませんが、急性虫垂炎では熱が出ます。急性胃炎は内科の病気、急性虫垂炎は外科の病気で、大変な違いです。

 病気と思ったら原則として熱を測ってみることです。熱の高い時は、体温を測らなくても熱があることがわかりますが、微熱程度ではじぶんでわからないことが少なくないからです。


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★ 体温と発熱

 人間の体温は、常に一定しています。一定しているといっても、全く同じ温度に固定しているのではなくて、一定の範囲内で上下しているのです。ほとんどの人は朝低く、午後から夕方にかけて少し高くなります。平均すると、低いときの体温が36℃2〜3分、高いときの体温が36℃6〜7分くらい。ですが、平常の体温が低めの人もいれば、高めの人もいます。とくに老人は体温が低い場合が多く、平温が35℃台と云う人もたくさんいます。

 体温は、1日の時間的な変動のほかに、運動、食事、飲酒、入浴などによっても、影響を受けます。これらはすべて体温の生理的な動きですからなんら心配はいりません。

 発熱は、体温の1日中の変動や生理的な動きの範囲を超えて、体温が高くなった状態を言います。熱が出る病気が多いということは、体温を一定に保つ機能がきわめて繊細で、病気によって非常に影響されやすいことを示しています。

 健康な体温は、からだの中で起きている無数の化学反応にとってもっとも好適な温度環境です。発熱の状態では、温度環境が変わることになりますから、あらゆる反応の進行が乱されます。そこで、からだの営みが全体として大きく狂うのです。

熱が出ると、暑いような、寒いような、言いようのないちぐはぐな不快感に襲われるのはそのためです。
 



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★ 老人に見られる症状

 老人の最大の特徴は、個人差が大きいことです。長い人生の中で、個人の体験の開きが、体質にも性格にも習性にも大きな開きとなってあらわれます。
同じ種類の病気でも、老人ではいろいろ違った症状になるのはこのためです。
また、老人の病気は単一ではなく、二つも三つも重なって起こることも関係しています。

たとえば、高血圧に糖尿病や通風が重なったりします。ですから症状は複雑になるのです。
 もう一つ注意しなければならないことは、老人の病気では若い人と違って症状がハッキリと現れない傾向があることです。

たとえば、同じ肺炎でも、若い人がなると高い熱が急にでて、咳や呼吸困難など激しい症状が見られますが、老人の場合はただなんとなくぼんやりしているようで、積極的に食事をしようとしない、検温してみると微熱があることがやっとわかるというようなことが多々あります。
それでも病気は軽い物ではないのです。たとえはじめに軽そうに見えても、老人の病気は決して油断はしないで下さい。
 

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★ 症状でとらえるときの注意

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 ある一つの症状から考えられる病気の種類は山ほどあるのです。だるい、頭が痛い、食欲が出ないなど、すべてがそうです。ですから、ある一つの症状から病気を考えるのは非常に難しいのです。

このような場合に良い方法があります。
一つは、症状の特徴を浮き彫りにすること、もう一つは、できるだけ多くの症状の組み合わせを見つけることです。

症状の多くは主観的なものです。痛み、だるさ、しびれでも、分っているのは自分だけで他人には分りません。これを少しでも客観的なものにするよう努力すると、症状の特徴をハッキリさせることができます。

たとえば、「頭が痛い」というだけだと、主観的な症状にすぎませんが、「後頭部が痛い」「朝よりも夕方のほうが痛い」「突っぱるように痛い」などと表現すると、客観性が加わって、症状の特徴がはっきりとしてきます。

さらに、頭痛のほかに、吐き気やめまいなど、他の症状との組み合わせが分っていると、ますます情報が豊富になります。

ことに熱や体重、脈拍などは、はっきりと数字にあらわれますから、症状はますます客観的なものとなります。
 

健康Life 症状でわかる病気

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なぜ症状の知識は必要なのでしょう

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病気と云うのは、何らかの原因でからだの構造に異変がおき、その働きが正常でなくなる状態です。病気の症状は、病気の性質や種類の違いで、あらわれ方も違ってきます。

 一般的には、からだの表面に近い異常は本人に分りやすいことが多く、からだの奥深くの異常は分りにくいことがあります。

 からだの広い範囲の異常は、そのあらわれ方も広範囲で、狭くかぎられた場所の異常は、あらわれ方も、内容、意味などを狭く限る傾向があるようです。

 このような時に特に注意して欲しいことは、自分で感じる症状と病気の重さとは必ずしも等しくはないということです。

 たとえば飲みすぎ食い過ぎで胃をこわしたときは、吐いたり痛んだりして結構苦しみますが、病気そのものは単純です。怖い胃がんは非常に悪性の病気ですが、かなり進んでしまうまでは全く症状がありません。

 医者は病気を判断するために、患者さんのからだを詳しく調べたり、尿や血液などの検査や、レントゲンなどの器械を使って調べたり、いろいろなことをします。でも病気の半分以上は症状を聞くだけで、およその診断がつきます。

 病気を発見したり、治したりする責任は医師であるにしても、医師のところに行くかどうかを決めるのはあなた自身です。そのことを正しく決めるために、症状についての知識が必要です。

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